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養生法のご説明

〜夏の養生〜

夏の3ケ月(5月6日立夏〜8月8日立秋)を蕃秀(ばんしゅう)の季節という。
(立秋〜秋分の間は長夏という)。
自然界の属性によると、夏は火に属し、心臓に対応。そして五志は『喜』、五味は『苦み』である。
夏は自然界の植物が生い茂る季節、天地陰陽の両方の気が盛んに交合することで、 植物は花を咲かせ実をならせる。
人間も自然界の変化に従って、体内の陽気が皮膚を通じて、外界に発散するようにしてゆくべきである。

〜夏の養生〜

1、「夜臥早起.無厭於日.使志無怒.使華英成秀.使氣得泄.」(『素問・四氣調神大論』)
夜は遅く寝ることがあっても、朝は日の出とともに早く起きる。
炎天下の暑いところに長時間いないように気をつける。また物事にイライラせず、 いつも愉快に過ごすのがよい。適当な運動をして陽気である汗をかくこと。

2.「多苦少甘、滋陰降火、防暑、防涼、長夏防湿」
食の養生では、夏は陽気が盛んになるため、大量の汗をかき、消化液の分秘も減少する時期である。そのため食欲不振に落ちいりやすく、苦味と酸味のものを食べるのがよい。
苦味は心臓に入り、心臓の陰気を補い、涼血の働きと暑気を払う作用がある。
甘味は湿気を助長し、多めに食べれば脾臓を傷めるため、甘味は控えめにし、 酸味を加えると(湿気を払う)、食欲が改善され、夏の倦怠感がとれる。
食品としては苦瓜、苦茶、梅干、冬瓜、まめ類の緑小豆、赤小豆、お粥などがおすすめ。

日本の夏は気温が高く、湿気が多い。湿と熱のせいで蒸し暑いのが特徴である。また多くの職場や家庭にはクーラーが入っており、体を冷やす。クーラーから離れ、冷たいものを取り過ぎないよう心がけましょう。


夏は人間の陽気が、全開する花のようにすべてを外に出します。その陽気を養うためには 体内老廃物や毒素を汗とともに皮膚を通じて外に排泄、放散できるようになれば一番です。
これに背くと、陽気が胸にこもります、心臓を傷め、秋になると空咳の原因にもなります。

夏の養生法は、気持ちを愉快に保ち、汗をかいて暑さや湿気、冷房から身を守ることです




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